Home > Archives > Coming旬: 2009年12月
Coming旬: 2009年12月
Coming旬Vol.24ヤリイカ12月
- 2009年12月14日 17:58
- Coming旬
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
ヤリイカ
北海道から九州まで分布するヤリイカは、ツツイカ目ヤリイカ科。スマートなスタイルをしており、身も軟らかく上品なテイストの人気イカだ。焼いても硬くならず美味で、子持ちの雌ヤリイカは食通に絶大な人気を誇る。また一般のスーパーや鮮魚店には出回りにくく、売られている場合も非常に高価だ。
シーズンとエリア
エリアにもよるが、スルメイカを「夏イカ」というのに対し、ヤリイカは「冬イカ」とされる。春から初夏にかけて産卵し、秋が深まるころから釣れ始まる。年明けの2―4月に最大サイズに成長し、産卵を終えて1年で一生を終える。
関東周辺で人気エリアとなるのは、南から駿河湾と東伊豆、相模湾(真鶴沖)や三浦半島(城ケ島沖)、千葉房総半島(洲崎沖)などで、年にもよるが11―12月ごろスタートする。
外房では勝浦沖などで2―4月。4月すぎの最終ヤリイカが、外房北限の銚子沖となる。
茨城エリアにもヤリイカは生息するが、シーズンは不安定で、釣り船のターゲットにはなりにくいようである。
タックル&仕掛け
スルメイカに比べ身の軟らかなヤリイカは、なんといっても専用調子のヤリイカ竿が有利。先調子でバットパワーのある竿が標準となる。
専用竿は、ヤリイカの身切れを防ぐ目的と、水深200メートル前後に仕掛けを落とし込んで竿をシャクった時にもしっかりイカヅノが踊るような動きをさせたいがために存在する。
万能竿で胴調子の竿は、シャクって誘いをかけても理想通りにならないことが多い。
リールは電動が不可欠。オモリは150号前後が標準なので、パワーがあり、高速、高性能なものが望ましい。
仕掛けはイカヅノ11―14センチが5―10本付いたブランコが一般的。ツノ数を多くした場合は直結も扱いやすいが、水深が深いと回収中にバレやすい。イカヅノのカラーはケイムラや薄いピンク、ブルーなどが定番。スッテなどを織り交ぜるのも効果的だ。
移動を頻繁に繰り返すポイントならば投入器があると便利。
だが1カ所で数分から数十分粘ってヤリイカの群れを攻略する時は、何よりも手返しを重視し、いちいち仕掛けを投入器にセットして投入し直すのは時間の無駄だ。
多点掛けの場合は釣り上げたイカを次々回収し、オモリまで上げたらそのまま落とし込めばよい。
また仕掛けを絡ませないよう上手に手でホールドしよう。慣れれば5―7本程度のツノ数の仕掛けは楽にさばけるようになるだろう。
スミイカ釣りテクニック
ポイントの状況にもよるが、合図と同時にオモリを放り込んで船長の指示するタナまで落とし、ロッドをシャクって誘いながらリールを巻く。その時、下から広範囲に探るようにする。
アタリがなければ、もう一度落とし込んでタナを探ろう。落とし込みでイカがツノに掛かる時もあるので、手に伝わる感触に注意したい。
水深のある釣りなので、投入から回収に時間が掛かる。多点掛けを狙い、1回の投入で複数ゲットしていくことが数釣りのポイントとなる。
アタリダナ付近で1パイ目のイカが乗っても、すぐに高速でリールを巻き始めるのではなく、バラさないようにゆっくり巻き、ほかのツノにも乗ってくるようにしてみよう。
チェックポイント
乗ったヤリイカを回収する時、電動リールは中速程度で巻こう。あまり速いと身切れの原因となったり、途中でバレるケースも多い。また掛かりが浅いと、海面付近まできたのにバレることもある。電動リールが船ベリで停止しても、仕掛けのテンションを緩めずスムーズにイカを回収してしまおう。





