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Coming旬: 2009年8月
Coming旬Vol.19スルメイカ8月
- 2009年8月31日 18:01
- Coming旬
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スルメイカ
スルメイカの産卵は夏、秋、冬と3パターンあるといわれ寿命は1年。成熟するのは雄で8―9カ月、雌が10カ月とされる。漁獲の対象となるのは7カ月前後くらいからで、胴長が概ね20センチ程度まで達してきてからである。
シーズンとエリア
20センチほどに成長したものが釣りの対象になるのは前述の通りだが、それらが爆発的に釣れ始めるのが夏前に開幕する茨城―常磐地区の夜イカ釣り。時を同じくして神奈川の早川―真鶴地区。やや遅れて、夏真っ盛りの時期には千葉南房総や三浦半島、東京湾口、周辺地区で活発な釣果が見込まれる。シーズンはそのまま初秋から晩秋まで続くことが一般的。
余談だが、静岡地区にもスルメイカは多く生息する。しかし秋の深まりが濃くなったころ開幕するヤリイカや、春先のアカイカが人気のイカ釣りとなり、釣り物にならないケースが多い。
夏季は御前崎地区でのスルメイカ釣りがよく知られている。そして、このイカを泳がせての大型マダイや青物狙いのリレー釣りとなるケースが多いようだ。
タックル&仕掛け
竿についての補足だが、スルメイカ専用竿というアイテムも市販されているものの、一般的にはヤリイカ専用竿で十分代用が効く。
ヤリイカはスルメイカに比べ身も薄く掛けた際の身切れを起こしやすい。つまり、ヤリイカ専用竿は繊細なヤリイカが掛かった際にバラしにくいバランスとなっていて、より丈夫なスルメイカに使えばさらに有利な面がある。
専用竿と異なる胴調子の竿や万能タイプの竿は、乗ったイカのアタリをつかみにくいほか、回収途中でバレやすい傾向もある。
重いオモリ(120―150号前後)を1日中手持ちでシャクるため、ロッドパワーがあり、なおかつ軽い竿が有利。
スルメイカ釣りテクニック
逆に群れが分散し、1カ所で数分から数十分粘る場合は、投入器はあってもなくてもよく、回収と手返しのよさを優先に判断しよう。
水深が150メートルを超える場合は1度の投入に時間がかかるので、ツノ数を増やした仕掛けで多点掛けを狙い効率よく釣りたい。
ツノが10本以上なら幹糸の太い直結仕掛けを用い、仕掛け絡みのトラブルを少なくさせて挑みたい。ただし、イカが低活性の場合はブランコ仕掛けが有利となるので使い分けたい。
水深のあるポイントでは、竿操作による誘いが決め手となるケースは少ないが、それでも振り幅を大きくシャープな動きで広範囲に探る方が釣果は伸びるようだ。
活性が高いと、落とし込み中にもアタリがあるので集中し、最初のアタリで慌てて巻き上げず、必要に応じて多点掛けするまでゆっくり巻いてくると数が伸びる。
チェックポイント
地域にもよるが、小型スルメイカを「ムギイカ」と呼び、小さいからこそ釣らせるというエリアも多い。小型ムギイカと大型スルメイカとでは小型(ムギイカ)の方が食感がよく、刺身や塩辛には最適かもしれない。
一方、夏季以降のスルメイカ釣りは、大型主体でその引き味が最大の魅力となる。とくに多点掛けした時のパワーは圧巻で、電動リールが悲鳴を上げるほど、スリリングなやりとりを楽しめる。
前述の通り、食味の小型、釣趣の大型といったところが一般的なイメージ。しかし大型スルメイカも身の締まりがよく、とりわけ「沖干し」にして持ち帰り、軽くあぶって食するのは釣り人の特権。贅沢な逸品となるのでお試しあれ!





