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Coming旬: 2009年4月
Coming旬Vol.13マダイ(コマセ)4月
- 2009年4月 7日 20:37
- Coming旬
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マダイ
「乗っ込み」とは、マダイにかかわらず魚類全般の産卵行動を指していうキーワード。浅場に群れ、食欲旺盛(おうせい)になる状態のことをいう。マダイの場合、産卵を控えた雄の個体は、「婚姻色」、つまり体色が黒っぽく変化する。
乗っ込みマダイは、南から徐々に北上し、桜の開花前線のようにエリアを駆け巡る。10キロオーバーという超特大サイズが姿を現すのも、乗っ込み期であることが多い。
シーズンとエリア
首都圏を中心としたマダイファンが、乗っ込み開始を一番に意識させられるエリアが静岡・御前崎沖。同沖では3月中旬ごろから食いが活発化し、4―5月が最盛期となる。
続いて伊豆下田―神子元沖、さらに北上し東京湾は剣崎沖、久里浜沖、勝山沖、洲崎沖と4―6月にかけて移行していく。そして、その終着は日本海北側の新潟および東北エリアで、6―7月とされる見方が一般的。
タックル&仕掛け
手持ちスタイルが主流の昨今は、2.7―3メートル前後、胴調子でオモリ負荷30―50号程度が一般的。コマセマダイ専用設計と銘打ってあれば間違いないだろう。
マダイロッドに求められるのは、コマセをスムーズに撒くことができ、長いハリスを自在に扱って誘いを入れられ、ターゲットが付けエサに食い付いた時に違和感を与えないしなやかさを持ち併せた、感度の優れたものが理想。
大型がヒットした時のハリスへの負担を軽減する胴調子アクションが向いている。それでいてバット部分は強じんで、ターゲットにのされることがないようなパワーも必要不可欠。
また、マダイ独特の三段引きや海中で方向転換した際の不意の強引にも対応するロッドの曲がりも要求される。
リールは、コマセマダイでは電動リールが主流。手持ちで誘いをかけるスタイルが多いため、小型軽量モデルが人気。道糸はPE4―6号を200―300メートル巻いておけば十分だろう。
道糸の先には片テンビン、クッションゴム(2ミリ径1メートル前後が標準)、ハリス2―5号を短くても6メートル。エリアの指定で、長いハリスを使う地域は15メートルにもなる。
ハリスの先はハリ。1本バリが多くの釣り人に好まれるが、エキスパートの中には2本バリを推奨する場合もある。マダイバリなら7―11号、チヌバリなら2―4号をチョイスする人が多い。
コマセビシとコマセ
また、長いハリスを駆使するコマセマダイでは、船上でのオマツリもよくある。オモリ(ビシ)号数の全員統一は必要不可欠だ。
マダイ釣りテクニック
船長が海面からのタナ指示を出す場合、指示ダナよりハリス分弱深く仕掛けを送り込む。そこからシャクり上げ、コマセを付けエサに同調させるイメージで指示ダナまで巻き上げてくる。
一連のタナ調整は道糸のマーカーを確認して行うのがセオリーだ(リールのカウンターは多くの場合ズレが生じるため)。
船長の指示が「海底から○○メートル」という場合、いったん底にビシを沈め、そこから道糸のマーキングを確認してタナにセットする。
指示ダナでも適度にコマセを振り、仕掛けをしならせ誘いを入れる。状況により「間」を入れ、置き竿タイムを設けてもよいが、潮流やコマセビシの開閉状況を見て、コマセがなくなる直前に回収し、再びコマセを詰めて投入を繰り返す。この動作は「一定時間」を保つのがベターとされる。
アタリを感じたら鋭くアワセ過ぎないこと。アタリ直後の強アワセはスッポ抜けやすいので、ジワーッとテンションを感じた後、ハリに刺さった感触を確かめてから2―3度竿をあおってフッキングさせよう。
チェックポイント
長いハリスをトラブルなく扱う技術をマスターしよう。船にあるオケを利用し、回収したハリスが円を描いて絡ませないように入れていくと、強風の日や船の移動時にも絡みにくい。
付けエサはオキアミがポピュラーだが、食い渋り時の付け方を工夫したり、特エサに青イソメやホタルイカがよいとの意見もある。
付けエサ同様、ハリやハリス、コマセワークなどを状況に合わせて工夫するのがエキスパートのテクニック。
マダイ釣りの魅力
その奥深さは、まさにキングオブフィッシュ。解説した攻略法はあくまでも「基本」に過ぎず、奥の深いマダイ釣りには何通りもの戦略がある。大ダイを目指し、さまざまな駆け引き、やりとりを存分に楽しもう!





