Home > Archives > Coming旬: 2009年1月
Coming旬: 2009年1月
Coming旬Vol.11カレイ1月
- 2009年1月20日 18:57
- Coming旬
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
カレイ
親せきに値する魚種はヒラメ。俗に左ヒラメに右カレイといわれるが、これは双方の目の位置を指すもので、腹側を下にするとカレイは右側に目が寄っている。口はヒラメに比べて小さく、鋭い歯は見られない。
食性もヒラメと異なり、生きた小魚を捕食するヒラメ類に対し、カレイは砂に潜むゴカイ類や稚貝類、プランクトンを常食としている。
シーズンとエリア
カレイはヒラメに比べて分類が多く、釣りの対象としても国内で多種が釣れるが、釣り人がそのままカレイといえば多くの場合「マコガレイ」のことを指す。北に向かうと関東でもよく釣れるイシガレイの魚影も濃くなり、それ以外のカレイも増えてくる。
地域にもよるものの、だいたいマコガレイの産卵期は11―1月、イシガレイが2―3月。産卵直前は荒食いするが、ごく浅い所で産卵するため沖釣りのシーズンと産卵期はあまり合致しない。
東京湾のカレイの釣期は"花見ガレイ"といわれるように3月終わりにスタートし、初夏のころまで続く。一方、茨城地区は1―2月にイシガレイがスタートし、5―6月ごろにマコガレイの本番を迎える。ただし、どちらのカレイもポイントはさほど変わらないので、交じって釣れてくることが多い。また、釣期が長いことも茨城地区の特徴である。
竿&リール
茨城地区のカレイ釣りはオモリ40号に適したややパワーのある万能船竿、7対3調子で2?前後の専用竿が好ましい。この地域のカレイは"小突き"が肝になることから、アクションを仕掛けに伝えやすいものが必要になってくる。強烈に走るファイタータイプの魚ではないので、操作性重視の竿を選ぼう。小突きを繰り返すので、リールと合わせた時に持ち重りしないものを選択することも大切。
リールは、軽量の小型両軸リール。東京湾ではスピニングの場合も多い。道糸にPE2号前後が100―150メートル巻ければ問題ない。
仕掛け
東京湾ではオモリ20―30号を使い、片テンビンを介して全長70センチ―1メートルの2―3本バリ仕掛けを接続する。ハリスは2号前後、カレイバリ11号や丸セイゴ10―11号程度が標準。
茨城地区ではサイズも大きく、東京湾仕掛けをワンサイズ大きくしたものがベター。ハリス4号前後にカレイバリや丸セイゴバリの14号前後がよく用いられる。潮流が速いことから、仕掛け絡みを防止して小突きやすい「遊動式パイプテンビン」なども有効。
また、カレイは目立つものに反応しやすい傾向があるため、ビーズ類やエッグボールを取り付けてアピールすることもある。
エサは東京湾では青イソメが一般的。一方、茨城地区では青イソメにアオヤギなどの貝エサを追加する。どちらも共通していえることは、ケチらずにたっぷりとエサ付けすること。
カレイ釣りテクニック
東京湾でも昔は小突き釣りを行っていたが、最近はもっぱら置き竿に分がある。2本竿のうち1本を前方へ、もう1本を船下へ投入。5分に1度のインターバルでゆっくりと1―2メートル竿先を聞き上げるように誘いをかけ、10―15分に一度は回収してエサの点検を行う。つまりエサとなる青イソメの動きが釣果に影響してくるぞ。
逆に茨城地区のカレイ釣りは小突きこそが真髄だといわれる。リズミカルに小突いては食わせる間を与え、その時に出るアタリに集中。オモリがトントンと底を叩くと砂が舞って、その中にエサをなじませるイメージだ。
アタリについてだが、活性が高い時は明確にアタリが伝わるが、居食いするカレイはハリ掛かりしても動かずにアタリが伝わりにくいことも多い。アワセは神経質になるほどでもないが、慌てずにじっくり遅アワセ気味が一般的によいようだ。
チェックポイント
カレイは潮の動きだしなど、時合になると連続でヒットするケースが多い。チャンスを逃さず、船中で釣れている時間帯に集中して釣ろう。
また、カレイはハリを飲み込みやすい魚で、口も小さくハリ掛かりすると外しにくいことも多い。専用のハリ外しや、割りばしなどを準備しておくと効率的だ。
カレイ釣りの魅力
姿の似たヒラメと比較してみると、イワシを泳がせるヒラメ釣りであればビギナーでも大型を釣るチャンスは高いが、カレイに関してはベテランの経験に釣果が左右されることが多い。カレイ釣りの魅力は、そういったテクニカルなゲーム性の高さにあるといえる。
また、釣趣もさることながら、食味も評判の高いカレイ。煮付け、塩焼き、刺身も美味しく人気が高い。





