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Coming旬: 2008年8月
Coming旬Vol.6カワハギ8月
- 2008年8月27日 16:52
- Coming旬
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カワハギ
秋から冬にかけてのカワハギは肝がタップリ詰まって非常に美味。人気の高さはその食味にもあるが、それだけではない。高いゲーム性で釣り人たちを熱くさせる。専用竿やこだわりの仕掛け、ハリ、集魚板にオモリ、誘いなども独特だ。
だからこそ、ビギナーとエキスパートでは釣果に差が出るのだ。注意しなければならない部分をしっかり確認し、今シーズンのカワハギにトライしよう!
シーズンとエリア
基本的には秋―冬が旬のターゲット。産卵期と連動し、肝(肝臓)が非常に大きくなるのが冬。その理由から、食味の点で人気が高まるシーズンといえる。しかし現在では、場所にもよるが、釣れる状態が続く限り期間は長期にわたる。
前述の通り、春―夏の産卵に備えて体力を蓄えて肝が肥大化する冬の間(12―2月)が人気のシーズン。しかし、夏―初秋も産卵を終えて徐々に体力を取り戻し、その透き通るような涼し気でプリプリの身は最高の食感だ。現在ではこのどちらもが旬といえる。
代表的なエリアは、関東近郊の場合、相模湾―三浦半島と、東京湾内の内房エリア。ほか、周年良型サイズが期待できる伊豆半島付け根の熱海―伊東地区、駿河湾・沼津エリアもシーズンごとに狙い物として人気を呼んでいる。
竿&リール
リールは小型両軸リールでOK。道糸はPEライン0.8―2号が100―150メートル巻ける大きさなら問題ないだろう。
カワハギ用の竿&リールは昨今、目覚ましい進歩を遂げている。かなり値の張る高級品まで出ており、それらはカワハギの海中での習性を極限まで研究して開発されたものである。また、カワハギ釣り用の竿は和竿も人気。雰囲気を楽しむにはこれもオススメだ。
比較的安価なタックルも釣り具店には多数ラインアップされているので、これから始めるに当たっては、予算に応じてそろえることが可能だろう。
仕掛け
カワハギ釣りは、竿&リールばかりでなく、仕掛け部分にもこだわりの多い要素がいくつも見られる。基本的にはオモリが仕掛けの一番下に付く「胴突き」タイプの3―4本バリの仕掛け。
枝スは2―4号、ハリはハゲバリなどのカワハギ専用が主だが、とにかく食い込みが微妙なカワハギだけに、さまざまな形状のハリがカワハギには用いられる。
ハリ先が傷んでくると極端に釣果が悪くなるため、数尾釣り上げた仕掛けのハリは交換して釣りを続けたい。交換に便利なよう、幹糸に専用のビーズを取り付け、枝スを接続しやすくしておくと有利だ。
集魚板と呼ばれるカワハギ専用のキラキラと光る金属製のグッズも多彩に販売されている。カワハギなどフグ目の魚は非常に好奇心旺盛。そういったアイテムを仕掛けに付けると興味を持ってエサの周辺に集まってくる。
ただし、微妙なアタリをシビアに素早くアワせなければならない時、余分なアイテムが多く付いていると、動作に対して仕掛けの反応が遅れる。「集魚板などを付け過ぎない方がベター・・・」と考えるエキスパートが主流のようである。
カワハギ釣りテクニック
カワハギは一般の魚と違い、上下左右・前後と自在に泳ぐことができるため、通常の竿の動作でアワセを入れてもハリ掛かりしないことがある。海中で仕掛けの動きと連動して泳ぐからだ。カワハギの泳ぎの逆を突くアワセ動作でハリ掛かりさせるために、タタキ釣りやタルマセ釣り、空アワセが効果的なのだ。
チェックポイント
ハリ付けの仕方だが、アサリのムキ身でカワハギが好んで食べる部分は「肝」。水管からハリを刺すが、黒くなっている肝部分が目立つよう、綺麗に素早くハリ付けしよう。
冷凍アサリのムキ身は塩で漬け込むことで締まり、ハリ付けしやすくなるので試してみるとよいだろう。解凍されたムキ身をザルに移して水分をよく切った後、塩をまぶすだけのことだが、ハリ付けする時の身崩れが随分と軽減される。
カワハギ釣りの魅力
食味が魅力なのは言うまでもない。が、本来のカワハギのステータスはさほど高いものではないはず...。海には数多く生息しており、釣り以外の場ではあまりメジャーな魚ではない。
しかし、ひとたび釣りをしてみれば納得してしまう、ゲームとしての楽しさが人気の秘密なのだろう。一尾の市場価値が高いとはいえない魚だが、高級なタックルを購入するほどに多くのファンを魅了するのは、その部分に現われているのではないだろうか?





