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Coming旬: 2008年7月
Coming旬Vol.5ルアーシイラ&青物7月
- 2008年7月30日 15:24
- Coming旬
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ルアーシイラ&青物
突っ走るパワーが爆烈し、海面を激しくジャンプする様は「格闘技」のようにすさまじい。
メーターオーバーの大型シイラともなれば、時間をかけてのスリリングなファイト&駆け引きを存分に堪能できるぞ!
ルアーゲームは奥の深い専門ジャンル。しかし入り口は広く、誰にでも簡単に入門できる。
ロッドとリールがあれば、後はラインの先にルアーを接続するだけのシンプルでスマートな釣り。比較的、準備に手間や時間がかからないのがルアーフィッシングの魅力の一つだ。
シーズンとエリア
黒潮とともに回遊する青物は水温との関係が密接で、シイラなどは6月の梅雨時期前後から駿河湾―相模湾で見られ始める。群れの規模は大小さまざまだが、単独でいることは少なく数尾から数十尾で回遊する。
夏の太陽が照り盛る、梅雨明け間もない今がチャンス。その後は群れに対する釣り人のプレッシャーも影響し、スレる傾向がある。スレたシイラや青物の群れも、新しい群れが入ると活性が変わるほか、台風が過ぎた後もチャンス。台風後の海上に藻やゴミの漂流があれば、シイラがつくポイントの目印となる。
竿&リール
またシイラ同様に狙える青物のメインとしてカツオ(本ガツオ・ハガツオ)3―4キロクラス、メジ(キメジなどマグロの幼魚)1―5キロクラス(あくまでも近郊で釣れる平均から最大サイズ)が挙げられる。いずれもパワー十分なので、竿&リールはオフショアルアー専用設計の物が望ましい。
ルアーロッドは、1.8―2.1メートル前後のスピニングリール装着モデル。対応ルアーウエイト(重さ)は40グラム前後をキャスティングできる表示の付いたアイテムが標準。
リールは中―大型のスピニングリールで、PEライン2―4号が200―300メートル巻ける大きさ。シイラや青物は強烈に走るため、ドラグ性能の優秀なモデルをチョイスしよう。
ターゲットの魚が表層に浮いておらず、やや水深が深い場合、メタルジグなどを使用するケースもある。その時に備え、ベイトリール(両軸リール)装着のタックルもあった方が無難。メタルジグはキャストせずに落とし込む釣りなので、ルアー用のベイトタックルが有利。
さらに、エキスパートルアーアングラーは、タックルを複数用意するのが普通。魚の群れを発見したら素早い対応が求められるからで、必要なルアー各種を付け替える時間すら惜しいのだ。あらかじめ出番のありそうな違う種類のルアーを、それぞれのタックルにセットして対応しよう。
仕掛け
道糸(メインライン)のPEの先には先糸(ショックリーダー)が付く。そのショックリーダーだが、フロロカーボンかナイロンの8号前後から16号前後、つまり30―50lb前後(ルアー専用のショックリーダーはポンド=lb表示)を使い分ける。長さは2―4.5メートル前後を調節し、PEラインとの接続は、PEの先端をビミニツイストか三つ編みでダブルラインを組み、リーダーとの接続はオルブライトノットと呼ばれる結び方か電車結びで直結する。
リーダーの先にはスナップ(スナップスイベル)を結び、その先にルアーを取り付ける。ルアーは種類に応じて使い分けるが、スタンダードなのは表層狙いのポッパータイプやペンシルベイト、そして表層から若干下を狙うのに適した小魚をイメージしたミノー。
中層や深場を狙うなら、金属製のメタルジグが代表的。形や大きさ、色など種類はさまざまだが、多数用意していった方が釣果アップにつながるのは言うまでもない。
ルアーゲームテクニック
泳ぎの達者なシイラや青物を狙うルアー操作の基本は早巻き。特に表層系のポッパーや小魚型のミノーは、早い動きのルアー操作にターゲットの反応がよい。
ゆっくり誘うと見切られやすいので、早い動きに止め(ジャークアクションという)の組み合わせでルアーに興味を引かせて食わせるのが「基本」と思ってよいだろう。誘い方はさまざまなバリエーションがあるので、エキスパートの釣りを観察して参考にするのがベター。船によっては散水したり、イワシなどの小魚を撒いたり(チャミングという)するので、ルアー操作とルアーを引いてくるコースを考えるのも重要だ。
チェックポイント
ルアーをキャスティングする時には背後や左右の状況を確認して行うのが鉄則。ルアー用のハリは大きいため、危険な凶器となる。
シイラは表層でのファイトとなる。ジャンプを繰り返し、この時にラインテンションが緩んでバラす確率が高い。ファイトの基本は、竿の弾力で魚を寄せて寄せた分をリールで巻いて弱らせる。
ジャンプされたら竿先を海面に向け、潜られたら上方へ、右に走ったら左、左に走ったら右へ竿を向ける。常にラインテンションを保って、ファイトしよう。その一連の動作、駆け引きが病みつきになるからこそ、ルアーアングラーは増え続けるのだ。
また、ルアーシイラ(青物)は仕立船が有利。仲間内で船を仕立て、思う存分ルアーゲームを楽しむのがオススメ。ビギナーは、経験者とともに、ルアーの仕立船でチャレンジするのがベストだぞ!
ルアーゲームの魅力
引き味をダイレクトに味わえ、ターゲットのパワーをそのまま体感できるのが最大の魅力。「ルアー釣り」というだけで、エサ釣り師は難しそう・・・というイメージを持つそうだが、それは道具やテクニックに横文字が多く使われるからにすぎない。逆に、若いアングラーには「オシャレ感」があるようで、人気なのだろう。
船のエサ釣りはテクニックも重要だが、船長の腕、当日の状況で釣果が決まることも多い。ルアー釣りも釣況は大事だが、それよりも個人の腕の差が強く影響され「自力で釣ってる感」が得られるのも魅力だ。
Coming旬Vol.4シロギス7月
- 2008年7月16日 11:15
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シロギス
食べて美味しく、大きさの割にはキュンキュン! と、小気味よい引きを見せる。透き通るような白い魚体が綺麗で、小さな個体はまるで妖精のよう。
それら釣魚としての好条件がそろったシロギスは、浅場で高活性となる初夏に始まり、夏の太陽が照り盛る時期から晩秋まで楽しめる。
シーズンとエリア
シロギスの釣期は、彼らの産卵活動と連動する。ほとんど周年狙うことはできるが、春―夏の産卵期は浅場にいるため、ビギナーでも釣りやすく面白い。
また、産卵期から逆算して、どうしてもピンギス(小型シロギス)ばかりが目立って釣れるという時期もある(晩秋、早春など)。
エリアによってシーズンは異なるが、船釣りであれば平均20センチ以上を狙いたいもの。多くのエリアでは、盛夏の前にそのサイズを狙うことができるようだ。
ココが特にオススメというエリアはなく、砂地の浅場ポイントならばどこにでもいる好ターゲット。東京湾内から三浦半島、相模湾、東―西伊豆地区、千葉県内房の船宿の多くは、これからのシーズンに看板釣り物として掲げる。千葉外房地区ではシロギスを狙い物とする船宿は数少ないが、飯岡では今の時期がジャンボシロギスの絶好シーズンとなっている。
竿&リール
逆に、ビギナーがよく使う万能タックルでも基本的には同じ。竿の長さは1.5―1.8メートル前後、オモリ負荷は15号前後と表示されているタイプで、先調子のものが普通。
小型スピニングリールにPEライン0.8―1.5号を100―150メートル巻いておけば十分だろう。
仕掛け
仕掛けの全長は0.8―1.2メートル前後、ハリス0.8―1.5号で2―3本バリが標準。ハリは流線が一般的で大きさは7―9号。状況によっては競技用キスバリが用いられることもあるが、市販の船(ボート)キス仕掛けで十分。
仕掛けのこだわり以上に、付けエサとなる青イソメのハリ付けが重要。イソメ類は、指でつかむ時に滑りやすいので、ビギナーにはハリ付けが難しい。また、シロギスの活性状況を見て、付けエサの大きさを調整したり、いわゆるエサの「タラシ部分」を調節するのがポイントだ。
大型のキスが狙えるこれからの時期は、大きめに目立つようハリ付けしよう。ハリにコキ上げるよう青イソメを刺し通し、うまく付ければ、何尾かキャッチするまでエサが持つこともある。手返しアップにもなるので、十分練習して慣れておくとよい。
シロギス釣りテクニック
これからの時期の船シロギス(あるいはボート)では、砂地ポイントの水深5―20メートル前後を狙うのが普通。投入合図が出たら、軽く竿で仕掛けを投げ、船から若干距離のある位置にオモリが沈むようにする。これは広範囲に探るためだが、オーバースローで超遠投するのではなく、アンダースローで可能な限りの距離に飛ばせばよい。オモリ着底後は、底を小突くようにトントンと竿を上下させアピールする。
動かし続けるだけじゃなく、時には「間」をおいて食わせのタイミングを計れば、キュンキュン! と、アタリが伝わってくる。大アワセするのではなく、軽く竿先をあおるようにすればOK。
基本的に、向こうアワセ的なターゲット。バレやすいタイプの魚ではなく、一定速度でリールを巻いて回収すればよい。
そして何と言っても釣果に腕の差が出るポイントは「手返し」となる。スムーズに一連の動作(作業)の繰り返しができるようにしておこう。それが束釣り(100尾釣り)の決め手となる。
チェックポイント
シロギスはハリを飲み込んでしまうケースが多い。それを外すための「ハリ外し」は忘れずに持っていこう。口の小さい魚なので、プライヤー(ペンチ)ではなく、棒状の専用ハリ外しが適している。
青イソメをつかむ時は滑りやすいので、専用つかみ機や、専用指サックなどを使うのもよい。
シロギス釣りの魅力
見た目の美しい魚で数釣りが楽しめ、誰がやっても、また1日中やっても飽きのこないのがシロギス釣りの魅力。
20―25センチのサイズにもなれば、刺身(昆布締めなどもベリグー)で食べると絶妙なテイスト。そのほか、天ぷらや唐揚げ、塩焼きなどなど...。バリエーション豊富に食を楽しむことができるのも、ファンを魅了する要素と言えるだろう。





