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Coming旬: 2008年6月

Coming旬Vol.3マゴチ6月

  • Posted by: tsurisoku
  • 2008年6月25日 12:11
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マゴチ


080625n4.jpg カサゴ目コチ科コチ属のマゴチ。梅雨が明け、夏の太陽がギラギラと照り付けるようになると「照りゴチ」と呼ばれ、マゴチ釣りの旬を迎える。
 産卵は3―5月で、関東―中部以南の近海の砂底を好んで生息する。40―60センチ程度が平均的なターゲットサイズ。淡泊で甘みのある味は刺身(アライ)や天ぷら、唐揚げ、煮付けなど、さまざまな料理で楽しむことができる高級食材。
 小魚を襲って食べるフィッシュイーターのマゴチは、釣りエサも生きた小魚(メゴチ、ハゼ、イワシなど)の泳がせで狙う。場所によってはルアーや、エビエサで狙うのもポピュラーだ。

シーズンとエリア


 照りゴチと呼ばれる夏シーズンが旬だが、産卵前後の早春―晩春狙いも面白い。春の訪れとともに、千葉県南房や内房エリアでは生きイワシの泳がせ釣りで船やボートでのマゴチ狙い(ヒラメ&マゴチ狙い)がスタートする。
 東京湾内(湾奥や横浜エリア)では、6月スタートが一般的。梅雨時期を挟んで7―8月が盛期となり、その後は釣況によって秋が深まる11月ごろまでロングランで楽しめる年もある。
 狙い物としてマゴチをメインターゲットにする乗合船は6―10月末ごろまでの出船だが、実際にはボートでシロギスの砂地ポイントを攻略していると、季節を問わず掛かってくる。

竿&リール


080625n6.jpg 江戸前の釣りとして、マゴチ竿は専用竿が多数市販されている。こだわりの江戸和竿などで優雅に楽しむのもまた奥深いものだろう。
 逆に、特に専用竿などにこだわらなくてもよいのであれば、仕掛けのオモリから判断し、オモリ負荷20号前後、2メートル弱程度の長さの竿でも普通のマゴチ釣りなら十分対応できる。
 また、ヒラメ&マゴチ狙いの泳がせ釣りの場合は30―50号程度のオモリを使うので、30号負荷で食い込みを重視した長さ2.4メートル前後の胴調子竿がよい。
 リールは小型両軸リール。PEライン2―4号が100メートル前後巻ける大きさなら問題ない。

仕掛け


  比較的浅いポイントを狙うことが多いため、重いオモリは用いない。鋳込みテンビン15号にハリス4―5号の2―2.5メートル。ハリは丸セイゴ(またはスズキバリ)15―17号。ヒューズオモリをハリに巻き付けるのがポピュラーで、ヒラメの泳がせ仕掛けも場所により兼用できる。

マゴチ釣りテクニック

 
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080625n5.jpg マゴチは底ベッタリに生息し、エサを求めて砂地から上方を見ている。基本的には仕掛けをポイントに送り込んだら、エサの小魚が底から10―20センチ上を泳ぐようにタナをキープして、自分の上を見ているマゴチにアピールする。
 前述の通り、普段から真上を通過するエサを捕食するので、エサが底に着いた状態だとアタリが極端に少なくなってしまう。
 アタリがあってからハリ掛かりするまで、間を置いてアワせるのがマゴチ釣りのキーポイントで、ヒラメ同様に遅アワセが基本。「ヒラメ40・コチ20」と昔から言われており、アタリが出た直後に強く竿をあおるとスッポ抜けることが多い。マゴチがしっかりエサを食うまでじっくりと待ち、向こうアワセ的に竿をグ―ッと持っていかれるタイミングでアワせるとよい。

チェックポイント


  マゴチのとげには注意しよう。エラ横に鋭いとげを持ち、毒はないが素手でそれに触ると大変危険。手で持つ場合は、下アゴのエラの三角になっている部分を持つと安全だ。また、マゴチとのやりとりで、そのとげ(場合によっては歯)にやられてハリスが傷付くこともある。1尾釣った後は必ずハリスのチェックを。

マゴチ釣りの魅力

 

080625n11.jpg グロテスクな見た目からは想像もできないような上品な味わいのマゴチ。何にして食べても美味い、その食味に魅せられて通うファンは多い。また、シビアなアワセのタイミングが必要で、その駆け引きもこの釣りの魅力の一つ。
 60センチを超すサイズともなればかなりの大物で、ガンガンと強烈に首を振る引き味も格別。最大で75センチ(3キロ前後)ほどまでに達し、そのサイズになればド迫力の存在感だ。

Coming旬Vol.2マルイカ6月

  • Posted by: tsurisoku
  • 2008年6月10日 13:12
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マルイカ


080610n1.JPG ツツイカ目・ヤリイカ科(ジンドウイカ科)に属するケンサキイカは、甘ーいテイストの食味と奥深い釣趣で大人気。東京湾・相模湾ではマルイカ、外房ではアカイカ、西伊豆ではジンドウイカなどと呼ばれる。
 シーズン初期はやや深場だが、ヤリイカやスルメイカなどと比べると、盛期には非常に浅いポイントで狙う。それが最大の魅力で、ビギナーからこだわりのイカハンターまでを虜(とりこ)にしている要因だ。
 仕掛けの選択、スッテのカラーや大きさ、誘い方のバリエーションも多彩で、それらがマッチして乗ってきた時には、ルアーやカワハギ釣りのようなゲーム感覚を見せてくれる。
 浅場で乗ってくる時期のマルイカは、その見た目の大きさ以上に引き味もパワフル。
 さあ、万全のタックルで旬のターゲット・マルイカを狙ってみてはイカが?

シーズンとエリア


 2月後半―3月の春めいた日和を迎えるとマルイカのシーズン開幕。初期は水深40―70メートルといった、やや深場が一般的。
 神奈川県三浦半島の相模湾側・葉山地区から始まり、徐々に半島の先端・城ケ島から剣崎沖へ有望なポイントが拡大する。
 5月の連休を過ぎるころから、各エリアの水深が浅い所で狙えるようになってくるほか、東京湾でも千葉側の金谷―富浦―館山エリアの浅場で釣果が望める。
 梅雨時期を挟んで、7月も半ばを過ぎるころまでよい年もあるが、このころになるとシーズン終盤を迎える。サイズこそ大型化するとはいえ、やはり数釣りの楽しめる5―6月がマルイカの旬と言える。

竿&リール


080610n11.jpg マルイカ専用アクションの竿が昨今の主流。5対5調子が普通だが、とにかく身の軟らかいマルイカをしっかり取り込むことができるように、繊細な穂先を持つ竿が有利。
リールは小型両軸リールで、PEライン1.5―3号前後が約200メートル巻ける大きさだが、シーズン初期の深場ではオモリ60号で水深80メートルを攻略することもあるので、状況に応じたサイズのリール、道糸を選ぼう。
 20―30メートルの浅場をライトタックルで狙う場合は別図のようになる。

仕掛け


080610n4.JPG 仕掛けの種類も近年多様化している。以前はブランコ仕掛け(枝スが20センチ程度の仕掛け)に浮きスッテを組み合わせた仕掛けがスタンダードだったが、現在は直ブラ仕掛け(枝スは1センチほど)か、枝スを用いない直結仕掛けがポピュラー。また、直結と直ブラを組み合わせた仕掛けなどもある。
 マルイカのスッテは5―7センチで浮くタイプが主流だが、沈むタイプのスッテを組み合わせたり、さまざまなカラーバリエーションを用いるなど仕掛けに工夫が必要。

マルイカ釣りテクニック

 
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 誘いは代表的な2つがある。まずは仕掛けを送り込み、糸フケを取る。この落とし込み直後にアタリがくることもあるので、聞きアワせてみる。
 使用仕掛けが「直ブラや直結」の場合、竿を小刻みに震わせ、底を叩くようなイメージ(カワハギのタタキ釣りのような操作)で仕掛けのスッテを動かす。15―20秒続けてピタッと止める間を置く。この時にイカが乗ってくることが多く、竿を持ち上げて聞きアワせたり、シャープにスッとアワせるとよい。
 使用仕掛けがブランコの場合、海底から1―2メートルオモリを浮かせた状態から、40―50センチの幅で鋭くシャクる。素早く元の水深に沈め、3―4秒の間を置く。何もなければ、この叩きやシャクリの誘いを繰り返し、状況を見て仕掛けを回収。再度タナに落とし込み、誘いを繰り返す。

チェックポイント


080610n5.JPG マルイカが乗って、スッテにスミが付いた場合、しかもそのスッテが当たりカラーなどの時、そのスミをそのままにしていてはなかなか釣れない。そこで、歯ブラシなどで磨いてやるとよい。船に常備されていることもあるが、念のため持参することをオススメする。

マルイカ釣りの魅力

 

080610n3.jpg 沖釣りで圧倒的人気となったマルイカ。食味が人気なほか、ゲーム感覚の強い釣りだからこそ多くのファンに支持されている。専用アイテムは各メーカーから続々発売されており、テクニックもさることながら、その時にイカが捕食しているであろうエサを意識して、スッテの配色を考慮し悩むのも面白い要素。
 スッテの当たりカラーを素早く見つけ、状況によって素早くチェンジした釣り人が釣果を伸ばすので、いろいろな種類のスッテを準備していった方がよい。

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