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ユメカサゴのサッと揚げ

 深場の五目釣りは、脂の乗った本命以外にもさまざまな旨い魚が食ってくるのが魅力。深さによっては高級魚のアコウやメダイ、クロシビカマス(スミヤキ)、シロムツ、ハチビキなど、運がよければアラまで釣れることもある。
 そんな中、底付近で頻繁に掛かってくるのがユメカサゴ(ノドグロカサゴ)だ。船上に上がってくるほかの魚が美味なため、この魚の魅力が霞んでしまうのは事実・・・味もコレといって特徴がなく、大概の人が釣れてもうれしい顔はしない。
 しかし淡白でしっかりした身は、火を通すと甘みを増して美味。今回はこのユメカサゴを食べやすいように骨の処理を行い、サッと揚げて食べることにした。さらに、赤くキレイなヒレを乾かし、ヒレ酒も嗜むことに。

100223n3.JPG◎ユメカサゴのサッと揚げ
1.キッチンバサミでヒレをすべて切り取る。ウロコを取り、大名下ろしで中骨を取り去る。腹骨は包丁の先を使ってはぎ取る。
2.身の部分のみ塩コショウをして片栗粉をまぶし、高温の油で手早く揚げる。※揚げ過ぎ注意!
3.揚げたカサゴの上に白髪ネギを飾り、インゲンの素揚げ、カボスを添える。

100223n4.JPG◎ユメカサゴのヒレ酒
1.切り取ったヒレは塩でぬめりを取り、瓶などに張り付けて乾燥させる。
2.乾燥したら遠火で軽くあぶって熱燗の中に入れる。

ポン酢をちょっとかけてもよいが、塩とカボスを2滴垂らしてもよい。香り高いヒレ酒にこの唐揚げをつまめば言うことなし。至福の間が流れ、ついつい酒がすすんでしまうだろう。

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