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Coming旬Vol.26メバル2月

  • Posted by: tsurisoku
  • 2010年2月 1日 18:01
  • Coming旬

メバル


100126n8.JPG  春を告げる魚といえば「メバル」。東京湾周辺では主に2月1日を解禁日(産卵期を自主禁漁としている)とし、エビエサで狙う「エビメバル」がスタートする。数釣りを堪能できるのが最大の魅力で、スタート直後は良型も多く、カサゴなどの交じりも豊富。ビギナーにも十分楽しめ、寒いながらも家族連れやカップルなどが多くチャレンジするのもこの釣りの特徴だ。
 最大で30センチオーバーも生息するが、20センチ前後がアベレージサイズとなる。20センチ前後といっても「ガツン! グングン!」と元気いっぱいの引き込みを見せ、釣趣でも釣り人を楽しませてくれる。先にも述べたようにビギナーエントリーに最適な釣り物だが、そのビギナーが最初のメバルを掛けた時に目を丸くしてその引きを堪能する光景をよく見掛ける。
 もちろん食べても美味で、煮付けは定番だが、コリコリした食感の刺身もオススメだ。

シーズンとエリア


100126n9.JPG   メバルは全国に分布する。種類も多く、岸際の浅場や岩礁帯に生息するものから、水深150?以上の中深海に棲むものまでさまざま。それらの分類はさておき、今回は東京湾でターゲットとなるクロメバルについて話を進めていこう。
 春告魚といっても、港湾や岩礁帯には周年生息している。
 12―1月ごろには腹をパンパンにさせた個体が多く、その時期が産卵期。
 2月には多くが産卵を終え、体力を回復するため積極的にエサを捕食するので、釣るには非常に面白いシーズンといえる。
 小型は別として、標準サイズ以上は高水温を嫌うため、夏が近づくにつれて水温の低い深場や、より根の複雑なエリアへ移動する。
100126n11.JPG 産卵近くなる10―11月ごろから活発にエサを追いだし、大型も多数浅場で見られるようになる。
 またメバルは夜行性で、日中は物陰に潜む習性があるが、夜は海面近くにまで出て小魚やアミエビなどのエサを捕食する。
 東京湾周辺の船宿では、2月解禁時に日中のエビメバルをスタートさせ、その1カ月遅れの3月初旬より夜メバルをスタートさせる傾向が強い。

タックル&仕掛け


  メバル専用竿はいくつかあるが、東京湾のエビメバルに関しては硬過ぎない2メートル前後の万能竿で十分。専用竿を選ぶ場合は、同じメバル竿でもイワシメバル用の長くて胴調子のものもあり、こちらは代用できないので注意しよう。リールは小型両軸リールとスピニングのどちらでも構わないが、オモリは15号前後と軽いため、落とし込みしやすいリールをチョイス。道糸はPEライン1号前後か、ナイロン・フロロカーボンの2号前後。これも軽いオモリの仕掛けを落としやすい号数を選ぶ。
 エビメバルでは胴付き仕掛けを用いるが、全長2メートル前後の3本バリ仕掛け、幹糸・ハリスは0.8―2号程度となる。ハリはメバル専用のほか、渓流のヤマメバリも好んで使われる。これはメバルはアタリが微妙でハリ掛かりしにくいケースもあるので、よりスムーズに刺さるようにカエシ抵抗の少ない半スレのハリが有利とされるのが理由だ。

メバル釣りテクニック

 
100126n10.JPG   ポイント到着後、船長は海底の状況を判断して投入合図をだす。投入は船長の合図が出たらすかさず行いたい。最初に落ちてきたエサへ反射的に食ってくるメバルが多いので、ファーストコンタクトはスピーディーに。
 エビメバルのエサとなるモエビは生きエサ。これは淡水の小型エビだが、海水にも少々耐えられる。そしてこのエビは、ハリに付いていても自分からメバルが身を隠している岩場や海藻などの障害物を目指して逃げ込もうとする。この習性を利用して、日中物陰に隠れているメバルを攻略するわけだ。そのためエビメバルの場合は竿を操作して誘いを行うことはあまりなく、投入後は静かにアタリを待てばよい。
 アタリが手に伝わったら、瞬時にアワせるのは避けよう。メバルは食い込みが微妙で、口先で突くような行動をし、アワせてもハリ掛かりしないケースも。一瞬送り込む程度の間を取ってアワせるのがセオリーとされている。

チェックポイント

 
   一呼吸置いてアワせるのが基本のメバルだが、待ち過ぎて岩場の穴の中に潜られると出てこなくなるケースも。メバル釣りで定番に交じってくるカサゴなどがヒットした場合もそうだが、根魚の場合はその穴に潜ると胸ビレを目いっぱい広げて抵抗するので注意が必要だ。
 さらにメバルは目がよいとされ、太いハリスでは食ってこないこともある。全体的に活性が低くアタリが渋いと感じたら、ハリスをより細くして様子を見るのも良策だ。

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