- 2009年2月25日 10:21
- つりそくキッチン
釣法、戦略も人それぞれいろいろあり、そのゲーム性の高さから人気抜群のマルイカ。ほかの釣り師の釣法を見て、勉強になることもしばしば。そして、その釣趣を十分に楽しんだ後にもマルイカの楽しみ方が待っている。それが食。マルイカはイカの中でもトップクラスの食味を誇る。特に刺身であれば、口に広がる甘みは格別だ。生きた透明の刺身はたまらない。
釣行から帰宅後、疲れた体にむちを打ち、さっとさばいて刺身にしたマルイカを皿に乗せる。さらに適当に切ったゲソと、ぶつ切りにした肝を豪快に盛る。生きたイカの身は透明で皿の向こう側が見える。鮮度抜群の身は、強烈な旨さを口の中に広げてくれる。思わず目を閉じるウマさ。「刺身はその日」に限る。肝に関しても、当日に食せば珍味でうまい。
イカは冷蔵庫に寝かせてしばらくすると白くなる。それを食べても旨いのだが、取れたての活刺を食べてしまうと白い刺身はちょっと物足りない気がする。そこで今回考えた調理は、さっと湯がいたマルイカの胴体に酢めしを詰め込んだ、春らしいお寿司。甘酢漬けのしょうが(ガリ)とシソがさわやかな彩りの春を演出し、マルイカのうまさを引き立たせる。
1.白米に市販のシソの芽、甘酢漬けしょうが(ガリ)の千切りを合わせ、甘酢漬けの汁で混ぜ合わせる。
2.中の骨や内臓を綺麗に水で洗い流したマルイカの胴体部分を、塩を一つまみ入れた熱湯の中にさっと通し、皮をむいて白い身にする。
3.スルメイカの胴体に1を丁寧にスプーンで詰め込む。
4.輪切りにして皿に飾る。
わさびじょう油で食べてもよいが、カボスを垂らして塩わさびで食べるのも粋だ。春らしい彩りで、マルイカの甘みにシソとガリの食感が癖になる一品だ。
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