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ハリス5号でヒラマサ7.1キロ捕獲!

081001n2.JPG 待ちに待った10月1日。千葉外房の大型漁港、大原やその周辺エリアで「ヒラメ」の解禁を迎えた。同時に大原港では、ショウサイフグも始まり、旬のターゲットの「オンパレード」といった状況だ。さてさて、そんな外房大原の人気ターゲットで忘れてならないのは「マダイ」。古くからマダイの漁場としても有名なだけに、伝統的に受け継がれてきた漁法で狙うマダイが人気なのだ。

 もちろん、千葉外房に限らず秋はマダイの絶好機。各エリアで熱い釣果が報告されており、つりそくでは、10月24日号(10月17日発売)を「秋ダイ特集」として、大きくマダイの攻略法を徹底検証していく予定! 乞うご期待! その秋ダイ特集の取材の名目で、9月27日、ヒラメ解禁を直前に控える大原の老舗宿「つる丸」を訪れた。

 大原のマダイ攻略で、高い実績を誇る「リールシャクリ釣り」。そのスタンダードともいうべき中オモリとテンヤを使ったアプローチ方法を、丁寧に解説しながら実釣を演じてくれたのは地元名手の鈴木新太郎氏。

 さて、新太郎氏によるリールシャクリマダイのテクニックについては、本誌発売号を「お楽しみに!」といったところだが、取材ロケでは思わぬハプニングで、つる丸・岩瀬船長や、当日同船したお客さんたちを仰天させる釣果が飛び出した。

 早朝から釣り続け、取材も後半。リールシャクリマダイのライトタックルに、ハリス5号と付けエサのエビをテンヤに刺して新太郎さんは投入した。水深は20メートル前後。底質は起伏のある形状で、根を含むから、多彩な交じりもあるのだが・・・「ガツン!」と強いアタリ! 強烈に絞り込まれるロッドに、誰もが「大マダイか!?」と息を呑んだ。するとターゲットは横方向にグイグイ走り始め、マダイではなく「青物」と想定された。

081001n1.JPG ここ大原でも秋のこのシーズンには、大型青物のヒラマサやワラサ、カンパチなどが仕留められることもある。時には10キロを超す大物と出会うこともあるほどだが・・・
新太郎さんの使用しているタックルは、そういった大型青物を念頭に入れたシステムになっていないのは当然。その強烈な「引き」を、慎重にやりとりしてターゲットを浮かす。ロッドの「ため」を限界まで利用しプレッシャーを与え、少しでもラインを巻ける時にリールを巻く。

 5―10分と時間が経過し、そしてとうとう、中オモリとハリスが海面に浮上してきた。タモを構える船長が「ヒラマサだ! デカいぞ!」と叫ぶ。船長の差し出すタモに無事おさまり、勝負有り! 計測すると7.1キロ。寸法から判断するとやや痩せていたようだが、プロポーションも見事な個体であった。

 とにかく圧巻なのはその使用タックル。新太郎氏は、同じ外房での伝統釣法でヒラマサを主体に狙う「カモシ釣り」の名手でもある。大型ヒラマサとの死闘を演じてきたからこそなのか、とにかく落ち着いた竿さばきで終始慌てずに対処し、ターゲットを仕留めたといった感じであった。

 ハリス5号は、新太郎さんに言わせれば「シャクリマダイにはやや太く、それでも大型がヒットした時を想定し信頼できる太さ」ということでチョイス。ところが、相手がヒラマサとあっては、8―10号を使用していても切られることがある怪物スプリンターだ。とにかく、ビッグサプライズのシャクリマダイ、秋ダイ特集の取材の一コマであった。

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