- 2008年9月20日 18:10
- つりそくキッチン
秋は青物、回遊魚の季節とばかり、それらにスポットが当てられるが、群れで生息する大衆魚でも「こんな美味しい食べ方あったの?」ってことを伝えて脚光を浴びるスターにしてあげたい。そこで「激ウマ! 簡単レシピ」を紹介してくれたのは千葉外房・片貝港の第1二三丸の小倉船長&おかみさん。同宿では、9月と10月の頭の1週間は解禁を迎えたヒラメに出船。その後、人気のハナダイ・アジ五目に出船するのだが、とにかく多彩なゲストでクーラーは華やかになる。
その中で、日によって「マルソウダ」も交じってくる。一般にちょっと敬遠されやすい(?)対象魚のようだが、ちょっと待ったー! これから紹介する料理で食べると家族に大好評になるハズだ。
■材料・・・マルソウダ(小サイズ)2尾、ニンニク適量、みそ大さじ1杯半、大葉2枚、鷹の爪少量、料理酒お好みで少量、長ネギ半分、万能ネギ適量、ショウガお好みで
1.マルソウダを三枚に下ろす。後で身を叩いてしまうので、三枚下ろしは雑でも構わない。血合いは綺麗に切り取ると、マルソウダ独特の臭みがさらに抑えられる。
2.長ネギは全体のバランスを考えて、やや多めに用意し刻む。ニンニクと大葉も細かく刻み、鷹の爪(お好みで)を加えてみそに入れる。少量の料理酒を入れてかき混ぜる。
3.大ざっぱに刻んだマルソウダの切り身と混ぜて満遍なく叩く。
アジのなめろうはアジの食感を残すように、身を角ばった状態にキープして、ネギとみそを練り合わせるが、マルソウダの場合は魚の身がペースト状になった方が美味しくなる。
マルソウダは、ニンニクじょう油で食べると相性がよい。このなめろうにニンニクを入れると、魚の臭みは全く感じられなくなるのでベストマッチ。
ただし、ニンニクや大葉の刻んだものが、一カ所に固まってしまうとよくない。最後によく叩く時に、満遍なく行きわたるよう配慮するとよいだろう。
小倉船長は「マルソウダだって大切な海の資源だし、何よりも生き物で大切な命。それを粗末に扱っちゃダメでしょ。交じり物とはいえ、釣れ上がったからには工夫して美味しく食べてあげて...」と話す。
ごもっともだと思います! さらに今後は船の燃油価格高騰を受けて、一般の鮮魚店に並ぶ魚も値上げ傾向が加速するという話も聞く。われわれ釣り人は、美味しくて新鮮な魚を自分の竿で釣って日々持ち帰っているわけだから、可能な限り大切に食べたいものですよね。今回紹介したのは簡単でうまい料理。ぜひ一度お試しあれ!
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