- Last Modified: 2008年10月16日 17:45
児島玲子
(KOJIMA REIKO)
バリバスフィールドスタッフ、シマノイメージキャラクター、ヤマリアアドヴァイザリースタッフ。
釣り歴は12年。TV・雑誌など幅広く活躍する女性アングラーで、マダイをはじめ、海外の大物釣りにも精通。マダイの自己記録は4.9キロで「いつか5キロオーバーを釣りたいですね」と話す。
秋のマダイ釣りは、なんといっても数釣りが魅力。数年前、神奈川三浦半島・松輪の船で剣崎沖の秋ダイを狙うTVロケがあったのですが、その時は加藤義司さんと同行。コマセワークやリズムなど作戦が的中して、中型主体に連続ヒットを堪能しました。
今までの最高釣果は1日20尾で、これは2月の久里浜沖です。これは秋ダイではなく、乗っ込み期の荒食いだったのでしょうか? この時は大小交じりで高活性でした。
印象深い秋ダイの思い出としては、これもTVロケでしたが京都の丹後半島で丸2日間まるでアタリがなく、ほぼあきらめて締めのコメントを撮影していた時のこと。ただ、もしやということもあるので、置き竿を片付けずにいました。そうしたら、コメント中に竿がギューン、なんと4.8キロのマダイが釣れちゃったんです! カメラマンやディレクターさんも超びっくりの大騒ぎでした。
秋のコマセマダイで気を付けることは、やはりコマセカゴの調整です。アミコマセを使う場合、 初めは3分の2ほど開けて、2分で回収。この時のコマセの残り具合を見て、だいたい3分でコマセを出し切るペースに開いて調整していきます。
低水温時や低活性時には約5分のペースにするなど、状況によって変えています。潮が異常に速い時やハリスを極端に長くしないと食わない場合にも、コマセの詰め方やコマセワークに微妙な調整を必要とします。
付けエサ(オキアミ)は回収時に残っているか残っていないか、かじられているのか、しゃぶられているのかをチェックします。その状況により、オキアミ2匹の抱き合わせや背掛け、1匹掛けなど様子を見ます。活性が高い時には目立たせ、そうでない時には細かくしますが、エサ取りが多い時も小さめ(小さい粒のオキアミ)にします。
ハリスの長さや太さはポイントによりますが、まず船の指定があればそれに従います。指定がなければ潮が速い時は長く、緩い時には短くします。もちろん狙うタナによっても変えます。号数についても、太ければそれだけ潮の影響を受けるので、潮に乗せたければ太めで対処しますが、基本は3号をメインにターゲットの平均サイズが小さければ細めを選びます。
誘いで気を付けることは、波の高い時にその波のペースを測りながら同調させたり、逆にその波以上に大きく誘ったりします。波の穏やかな時は比較的静かな誘いです。仕掛けを落とし込んでからなじませるまでの間も大事ですよ。
ファイトについてですが、マダイはグングンと頭を振るような独特の引き味を持ちます。注意する点は、ハリ掛かりした時の最初の突っ込みに備えて基本的にドラグは緩めにしておき、無理しないようにすることです。当日の波も大いに利用しましょう。良型が海面付近まで上がり、ハリスを手繰り寄せる時には、波による船の揺れとマダイとの呼吸を合わせて取り込むようにしています。
このように苦労して仕留めたマダイは大切に持ち帰り、美味しくいただきたいですよね。私のお気に入りの食べ方は、 刺身を温かいご飯の上に並べ、アラで取っただしを掛けてのお茶漬け。小型は干物も最高です。
今シーズンの注目エリアとしては、シーズン問わず大好きな剣崎沖がおすすめ。私自身も周年通っています。また、九州や新潟も有名だし、青森もよいみたいですね。魅力いっぱいのターゲットですから、全国のマダイを釣りたいといつも思っています。
マダイは300グラム―10キロまでをほぼ同じタックルで狙いますが、魚のサイズはなかなか選べません。1尾1尾とが一度きりの出会い、そんな気持ちでいつも釣りをしています。
もちろん常に大ダイを狙っていますが、いつそんな魚に出会えるかは分からないので、常に信頼できるタックルを用い、万全な態勢を整えて挑みたいものですね。
私の愛用する現在の道具は、春の乗っ込み期も秋も同様です。
竿はシマノ・ミヨシリミテッド20―300。リールは同・電動丸600Hに、道糸はVARIVAS10×10船PE4号を200メートル巻いておきます。
仕掛けで重要なハリスとハリですが、信頼できるVARIVAS船ハリス3号をメインに、各号数を使い分けます。ハリはGRAN・ジークのABLマダイ7―9号を状況に応じて使います。





